★台湾旅行記(まだ1回表)
2002.3.2 1日目
昼過ぎに羽田空港(東京国際空港)出発。今回も韓国旅行一回表、金沢旅行と一緒に旅した友人との旅行。航空会社は中華航空。ここも成田空港の第二滑走路の運用により国際空港でなくなってしまう。記念のフライトになりそうだ。
機内食を食べて今後のスケジュールなどを考える。飛行時間は3時間くらい、時差も一時間。近い。空港到着後ガイドが遅れて時間が遅くなる。ガイドの日本語が不自然な感じ。聞き取るのに頭を使ってしまった。
両替を済ませ、ホテルへ。土日をはさむツアーのため、一人参加の人が多い。それぞれのホテルに分かれていく。ツアーは久しぶりなのでなかなかなじめない。最後の方になってやっとホテルに着く。西門にある一楽園大飯店(パラダイスホテル)だ。
部屋はツインのはずなのだが、ダブルベッド×2 歯ブラシなどのアメニティも4の倍数。やたらに大画面のケーブルテレビ。ひょっとして変なホテル?4人で泊まるの?などと思いながら泊まることに。考えてみれば普段泊まってる韓国の旅館も変な感じといえばそれ系だし、それに比べたらフロントマンもフロントおねえちゃんもいるしっかりしたホテルだ。気にしないことに。後で聞いたら、中国とか韓国の人が良く泊まってるホテルらしい。あの人たち女の子同士で仲良く同じ布団とか使うもん。全然変じゃないそうだ。心配して損した。
早速街に繰り出す。まずはガイドブックにも載ってる阿宗麺線へ。麺線は35元と50元とあるようだ。35元のものを食す。一元は約4円だった。人をかき分け並んで食べる。テイクアウトも可能、というよりその辺で立ち止まって食べる感じ。味はかつおだしと鶏がら、豚モツの匂いもする。とろみがあるので体が温まる。だが気温の方も日本に比べるとかなり暖かい。気がつくと鼻水が止まってる。杉がないのだろう。花粉症にとっては素晴らしい環境である。浮かれ気分で歩く。
街にはキティちゃんの偽物とか日本製品が溢れる。若者たちには「日本」がブームらしい。そんな人たちをハーリー族とかいうらしい。今度はデザートを食べる。アジアンデザート界で注目を浴びている豆花を買う。開店記念なのか10元だ。ここも並んでいる。言葉がわからないのでジェスチャーで購入意思を表したところ、並んでいた女学生風の二人組が私のことを「・・・コリアン・・」とか言っていた。あの人韓国人だからって言っていたようだ。いや、日本人なんすよ。って言うのも面倒だったので止めた。日本では勿論、韓国に行っても間違えられ、台湾に行っても間違えられる。無事に購入でき、味を見る。杏仁豆腐風ではなく、全くの豆腐に砂糖水とタピオカ入り。まろやかだが大豆の匂いがする。友人は食べなかった。だからスリムなのだろう。反省。
今度は夜市へ行く。かの有名な士林夜市へ行く。最寄の駅はMRTのジェンタン駅だ。駅を降りるとものすごい人の流れだから初めてでもわかり易い。大晦日の上野アメ横だって今はこんなに混んでいないだろう。その位の人ごみだ。買い物したくても人の流れに押し流される。スリなどに遭わないように用心して歩く。
そのうち評判の菜包の店を見つける。現地のマスコミにもたくさん取り上げられてるようで新聞や雑誌の切抜きとか壁にべたべた張ってある。店の名前は「上海生煎包」15分くらい待ってやっと買えた。味は二種類あり、ひとつは肉中心の青ねぎ入りの肉まんみたいな味で、肉汁が周りのパンのような皮の部分にしみこんでいて美味しい。もうひとつはタンメンの野菜のような塩味でこれも美味しい。皮は焼いてあるのでぱりぱりしてこれまたいい。そして一個10元(40円)だ。安い。15分待ってもいいな。
歩きながら愛玉(オーギョー)入りのレモンジュースを買う。30元。レモンはかなり甘めだが、デザートとして考えればとても満足。愛玉ゼリーだけよりいいと思う。でも台湾のジュースは日本に比べてかなり甘め。韓国もそうだけど、日本が甘さ控えめなのかなと逆に考えてしまう。
今度は友人が是非食べたいといっていた漢方薬味の排骨汁を食べる。60元なので屋台メニューと考えると高め。なつめなんかが入っていた。八角が強い。すね肉とか固めの肉で、残念ながら余り美味しくなかった。そのままMRTに乗って戻る。今日はここまで。
2002.3.3 2日目
念願の故宮博物院に行く。ここではかの有名な翡翠で作った白菜のあるところだ。西門駅そばのバス停からバスに乗って行く。直通バスなので切符を買って到着。道すがらつつじの花が咲いている。日本で言うところの5月6月の気候なのだろう。暖かいのはいいなあ。白菜を十分堪能して後にする。芸術に触れるのはいいねえ。私はすっかりはまってしまって1日いてもいいくらいだったのだが、友人は飽きてしまったようだ。展示は入れ替え制だそうなので全部を見るのは何度か時期を分けて来ないといけないそうだ。それを考えてもまた来たいな。今度はもう少し歴史のこととか、故宮博物院個々の品物の歴史とか勉強してから来ようと思う。
お昼は買い物がてら忠孝敦化に。少し歩いて喫茶趣に入る。ここはチェーン店なので手軽にお茶を楽しんで飲茶も楽しめる。飲んだお茶は売店で買えるし。でもお手軽すぎてカフェっぽい。これなら代官山とかにあってもおかしくないし、サービス料(どんなサービスしたんだ?)も一割取るので、現地の人もアッパーな世帯でないと使わないのでは。でも飲茶は美味しかった。牛肉ロールは肉汁と中の味噌風のたれが甘めでおかずになりそうな味だったし、大好きなプアール茶も飲んだし。現地でディープなお茶を飲みたい人には不向きかも。二人でちょっとお茶して446元だった。一人頭800円くらいか。台湾にしては高いと思うな。
本屋とか高級デパートとか見ながらぶらぶら歩いて結局駅前に戻る。小腹が空いたので度小月へ。担仔麺を食べる。小どんぶりなので何杯でも食べられそう。香菜とにんにくが入ってエスニックっぽい味。麺は普通麺とビーフンを選べる。味はあっさりしている。注文も紙に書いて手渡すだけ。簡単。値段は小さいどんぶりで50元だった。卵をトッピングしたかったけど、食べなれない卵を食べると蕁麻疹が出るので注意している。疲れているときに韓国で食べたケランパン(目玉焼き風の卵が入った大判焼き)でも痒くなったので。
その後は明曜百貨店の地下でお土産用の食品を買い込む。話梅とか、パイナップルケーキとか、免税店で買うと高そうなものを買ってみる。また現地の人の食生活などを垣間見るいいチャンス。市場もいいのだが、忙しい主婦はスーパーを使うだろう。日本でもそうだし。昼下がりの暇な時間だったので買い物客は少なくじっくり店内を観察。日本と余り変わらない。中には小さいフードコーナーもあるので一人できたときにも使えそう。一人メシも寂しくなさそうなので一人で来ようかと本気で考える。販売員だから普通の土日休みの人とは決定的に休みが合わない。必然的に一人旅が多くなる。今は自由に休めるが、シーズンになってフルタイムになった時は土日は休めないだろう。それに休日を外せば一万円台、二万円台前半の格安チケットが手に入るだろうし。
どうしても永康街に行きたかったのでレジのおばちゃんに筆談で「永康街」に行きたいことを告げる。タクシーしかないみたいだ。でもタクシーはちょっと怖い。どこかに連れてかれてもわからないかもしれないし。おばちゃんは困ってお兄さんを連れてくる。名札に「組長」って書いてある。所変われば品変わる。店長とかフロアマネージャーみたいなものだろう。人がよさそうなお兄さんだ。「しょうろんぽう食べたいんだろ?」って英語と日本語と中国語とちゃんぽんで聞く。そうだって頷くと、何か言ってから(中国語か?)「follow me」って言って階段を上って店の外に出て、どこかに連れて行ってくれた。連れて行ってくれたのは隣のビル。小籠包で有名な「ティンダイフォン」がある。本店が永康街にあり、日本では新宿の高島屋他にあっていつも長蛇の列ができてる店の支店だ。この店は2月28日オープンとできたばっかりで、ポスターなどで「open」の宣伝をしていた。確かに小籠包は食べたかったので、連れて行ってもらって正解だった。しかし夕方4時まで休憩中。店員さんたちまかない食べていた。一緒に食べたいなあ。
時間潰しをするためにファッションビルを覗く。洋服は思ったより高い。日本と変わらないくらいだ。服に関しては韓国安い。食べ物は今のところ台湾のが安い。どっちがいいのか。っと、トイレに行きたいので「洗手間」(トイレのこと)と書いた紙を見せる。帰ってきたのは「メイヨー」(没有、ないという否定の意味)ねえのかトイレ!結局汚いマクドナルドのトイレに行った。衛生的なことを考えると日本が一番いいですなあ。
4時ちょっと前に店内に入る。4時を過ぎるとどこからともなく人が入りだしてすぐ満員に。これまた店内はカフェ風。ハイテクスニーカー(死語?)を履いて女子高生風のミニスカートを履いたおねえちゃんが注文を取りに来る。日本人だと思うとすぐ「小籠包?」と聞く。勿論頼んで(170元)、後は友人がえびワンタン汁(140元?)を、私は牛肉麺(180元高い!)を頼む。小籠包が届くとお姉ちゃんは毎日言いなれてるのか、記号みたいな日本語で、「生姜入れる、たれかける」みたいなことを言いながらつけだれを作ってくれた。味は醤油っぽい。たれにつけて食すとじわりと肉汁が口の中で広がる。旨い!だが牛肉麺は余り美味しくなかった。これも漢方と八角の味が強い。この味は台湾ではスタンダードな味なのだろう。汁にはこくがなくあっさりしすぎている。麺が固めなのはきっと喋りながら食べることを考慮しているのだろう。隣の二人組女子は食べる口というより、喋る口だった。よくもまあ喋る喋る。だからこの店回転率悪いのかも。というか、みんな喋る目的でいることが多いから、台湾の店って全般的に回転率悪いかも。友人のえびワンタン汁は塩味で結構美味しかった。友人はもっと別のものを食べたがっていたが、私はちょっと・・・って感じだった。全体的に量少なめだった。別にこの店の単価が他に比べて高いからじゃないぞ!と友人に言っておく。
ホテルに戻って徒歩で龍山寺に行く予定がなんと反対方向の迪化街に着いてしまった。この街並みも歴史的でとてもよくて、小さなお宮みたいなのではお参りする人と一緒に、ローズ色の甘いジュースみたいなものをただ飲みした。街をぶらぶらしてから道行く人に道を聞いてバスで戻ったのだが、結局全然別のところに行ってしまった。また道行く人に聞いて何とかMRTの駅から龍山寺に向かう。ここにはネットで調べた、胡椒餅の美味しい店があるということなのだが見つけられなかった。ちまきを買って、タロイモだろうか、芋で作った薄い甘みの付いたいももち(2つで25元)を購入し路上で食べる。ちまきはカレーのような中華風の味。ターメリック効きすぎ。40元。
何故だかホームレスが近づいてくる。おいおい仲間じゃないぞ。残飯もやらんぞ。
夜はこの旅のメインイベント足裏マッサージに行く。ホテルまでお迎えに来てくれる。今回は道に迷ってばかりだったので、多少割高でも迎えに来てくれるのはありがたい。しかも夜だし。行ったのは再春館というお店。足を洗ってから揉んでもらう。私が当たったのは調子がよさそうな明るいおじさん。知ってる限りの日本語を駆使して喋ってくる。芸人くさくて面白いおっさんだ。口が良く動く割には腕はいい様だ。悪いところがすべて当たる。おっさんと気が合うかも。友人が当たった人は無口なおじさん。
私は満足だったのだが、友人はマッサージが効かないということで、なんと受付のお姉ちゃん(日本語できる)にやり直しを命じていた。私なら泣き寝入りだ。そして少しもめた末、力強そうなお兄さん(うまい人らしい)に交代してもらってやり直ししてた。私はいぼいぼのついた健康板のようなものに乗っかってその様子を見たり、おっさんと一緒にテレビの日本語放送(その前の週に日本の衛星ではないNHKでやってたジャスコの従業員教育の番組)を見たり、暇つぶしをしていた。
この日は疲れたのでそのままおやすみなさいだった。コンビニで名物パパイヤ牛乳の紙パックを購入した。余り好きじゃない味だった。台湾もコンビニがいっぱいあって、主に使ったのがセブンイレブンとサークルKだ。サークルKのがローカルな匂いがした。日本での本社が名古屋だからか?全く関係なさそうだ。関係者各位に叱られそう。明日は最終日。
2002.3.4 3日目
朝食のことを書き忘れていたが、ホテルは朝食バイキング付きだった。内容は二日間少しずつ変わったが、芋粥とパンとが主食で、しゅうまいとかがコンビニにある中華まんを入れる保温ガラスケースに入れてある。多分冷凍もの。友人はまずいといっていたが、庶民ってこのようなものを食べているのではと思って私的には良かった。後はお粥に合うような青菜炒めとか、八宝菜の偽物っぽいものとか中華おかずと、洋食用のスパムっぽいハムとか卵系の料理とかもあった。結構みんなしっかり朝ごはん食べてるなあというのが印象に残っている。
その後は鉄道の台湾駅方面に向かって月餅を買いにいく。本来なら中秋の名月の頃の食べ物だそうだが一年中売っている。十字軒と世運商店という店とで買い比べ。十字軒のが結構美味しかった。細かい値段を書いておかなかったので定かではないが、一つ20元から30元前後だったと思う。世運はパンと点心がセルフサービスで買えるようなお店できっとOLさんのお昼に(早弁に)うってつけ。私が台北OLだったら買いに来るね。でもあんまり美味しくなかった。
次は郵便局の裏手の商店街に。自助餐と呼ばれるおかずバイキングの店が何軒かある。それこそOLさんが買いに来てた。今から食べるってことは朝昼兼用?それとも早弁?今度来たときは絶対食べよう。すごく美味しそう。あとは排骨飯とかを売ってる安食堂が何軒も。果物を売ってる店も多い。生活市場って感じだ。朝ごはんしっかり食べなければ魯肉飯食べられたのだが。これも次回だな。
最後はホテルそばの小豆苗という量り売りのお茶請けにしそうな菓子類を売ってる店でチョコチョコつまむものを購入。鱈をのした様な菓子(駄菓子屋で売ってる「蒲焼さん太郎」みたいなの)に、甘辛いたれと胡椒とで味をつけたものがとても美味しかった。後は中に干し梅の入ってる飴とか、本当の茶菓子を買って家でのおやつにした。そして念願の胡椒餅を買う。最後、ホテルにせっかく買ったお茶を忘れてしまった・・・ショック。
格安ツアーのお約束で免税店に連れて行かれる。どれも韓国に比べると安くない。成田空港のが安いものもあった。しかも今回は羽田で出発だったのこともありで免税商品は殆ど買っていない。買い物せずに空港に。空港でも免税商品は買わなかった。待合室で胡椒餅を食べる。冷めていても肉汁出るし、温かかったらもっと美味しかっただろうと思う。
今回の旅は食べ物ばかりクローズアップされてるようだが、台湾の人は英語ができるし、漢字圏なので街を歩いても何とかどこにいるのかわかるなど比較的楽な旅だった。というのも人が親切だということに尽きるだろう。道聞けば教えてもらえたし、声も掛けてくれた。良い旅だった。まだやり残したことも、食べてないものもあるので(まだ食べるのか!)今度も行きたいなあ。